美しい

石鹸を泡立てている時間が馬鹿馬鹿しい、そうしっかり思った事は無いが、たぶん無意識下でそう思っていると思う、手を洗いながら小さくなった石鹸の破片が溢れる石鹸受けを見てそう思った、こういうところだ、小さくなった石鹸を使い切るでも捨てるでも無く何となくそこに放置し、気にも留めない、こういった生活のいい加減さ、それを気にも留めようとせず放置するところ、その積み重ねがタールのように溜まっていき剥がすことのできない汚れとなって心に闇を落としている

ブログも書きっぱなして途中でやめた下書きがギャンギャンに溜まっている、消せばいいんだが、なんだか貧乏性でせっかく書いたんだからといつか公開しようと心のどこかで思っていて、消すこともかなわない、では書き足して完成させればいいのだけどブログでも曲の歌詞でもなんでもだが感情はとても腐りやすい、読み直せば読み直すほど、ふん、馬鹿馬鹿しい、こんなものを人様に見せてなんになるんだ恥ずかしい、まだこんな飯を食ったよ、とか空が綺麗でした〜、みたいな、内容が一切無いみたいな、アイドルみたいな、ブログを、書いた方が?マシだった?と落ち込み

しばらくブログを書くのをやめよう、なんて事になってしまう

だからそれも溜め込む意外に何もできない

洗い物も洗濯物も常にシンクから、洗濯機から消える事は無い、一回あまりにも洗い物が嫌いすぎて食器を無くしてしまおうかと思って割ってみたが、すぐにこれは違うだろ、と思ってやめた、割れる音も怖かった、なんか破片で手とか切れたりしたら痛そうだし

その後割った食器をどうしていいかわからずとりあえず紙袋に入れたが、何ヶ月も紙袋に入ったままキッチンの隅に置かれていた、悲しかった、酔っ払った時にムカついてその紙袋に怒鳴ったりしていた

洗濯物に関しても服が多すぎる、という諸問題があるのはわかっているんだけどティーシャツとかタオルとかは、こんなんなんぼあってもいいですからねえ、と思っていたのでどんどん増え、うず高く積み上がっていってしまい、1回の洗濯では減ったかどうかすらわからない、いっそ洗濯機ごと爆砕して洗濯という概念そのものを無くしたいと思っていた

昔対バンしたバンドが洗濯機をライブ中に破壊するというパフォーマンスをしていて、当時は彼らのパフォーマンスは理解できなかったが今なら素直な気持ちで見れる、なんなら参加したい

こういうところ、こういうただ暮らしているだけで変なイライラを溜め込んでしまうところ、そこに自分は気付かなかった、アホなんだと思う

いらぬものはサッと捨て最短最速で目的を遂行しスッキリした生活を送りたいと心から思った、ある晴れた日

 

しかしどうなんだろう、そうやって溜め込む事に目くじらを立ててピリピリしながら生きていってしまうとそれはそれで面白くなさそうだし、細かい事ばかり気にする嫌なおじさんになってしまいそうなのであまり考えない事にした

 

綺麗な景色とかを見たら気分も変わるだろうかと思ったがココは東京にほど近い神奈川の工業地帯だ、いい事は無いし休日は暇だし歩けど歩けど同じ住宅街である、虚しい、こんなところで生きていていいのだろうか、もっと山や川や海を見て感動したい、そう思いながらジャンクフードを酒で流し込んでいる、墜落

 

結構昔、まだフールーやネットフリックスが無かった時代、トムとジェリーとかヘッケルってゆうカラスが暴れて色々壊したりする、おそらく版権の切れている古いアニメを100均で売っていた、ついガラクタを集めてしまいがちな俺は何も考えずに買い物途中でそれを買い、ぜんぜん無感情でそれを見た、思ったよりも話がいっぱい入っていて全部見るのは疲れるな、と思って停止ボタンを押した、メニュー画面は無音でトムとジェリーの仲良さげな姿と簡素なメニュー画面があった、たぶん僕はそのメニュー画面をつけたまま寝てしまったと思う

雑記

◼︎なんだか何も書く気になれず3ヶ月近くブログを放置してしまっていた、ちょっとだけ読んでくれている人がいるのも知ってるのでごめんなさい、まだ面白い事は書けそうに無いですけども、、

10年前、地震があったのはまぁもちろんみんなが知ってるところで、たしかその日は昼ぐらいで、俺は洗濯物を干していたとこだった

当時自分の大事だった人があっちの方出身だった事もありその日の夕方くらいに会って、津波が地元を直撃しているにも関わらずあまりショックを受けてなさそうな、もしくは何かを覚悟していた様な表情をしていて、ただ大した言葉もかける事ができず一緒に黙ってテレビを見ていた様な気がする

次の日だったか、詳しくは忘れたけど計画停電が行われてかろうじて連絡の通じた近所のバンド友達と会ってとりあえず大変だわ、って言いながら何故かサイゼリヤに行った、電気が付かない状況でたぶん最初で最期であろうロウソクが照明に使われたサイゼで飲んだ、そういえばどうやって料理を作ったんだろうか

その後数日は原発の監視映像に張り付いてずっと見ていたのをなんとなく覚えてる

どんなに不謹慎だと言われてもこの世の終焉かもしれないという場面を見ていると少しだけ興奮を覚えた、もちろん恐怖と不安と悲しみの方が大きいけど

放射能が漏れて東京すら飛び越えて僕らは汚染された、と言われていた時期もあった

実際にどうなのか、影響はこのまま無いのか、ずっとそんな不安を頭の片隅に抱きながら10年、今度はコロナウイルスが出てきた、まいった、けっこう色々まいってる

それでも、どんなに不安が襲っても、まいったね、生きていかなきゃ、といえる力だけは残しておきたい

 

◼︎とはいえ、マジで最近ロクな事が無くて、悲しみと寂しさで猫を飼いたい、と思った、でもその5秒後に自分の寂しさで猫を飼うのは人間のエゴじゃねえか、ふざけんなバカ、と思って反省した、いい歳の人は反省できないと思っているので、意外とすぐ反省できた事には感心したが、そうなるとやはりペットへの道は遠い、一時、魚なら哺乳類ほどの悲しみが襲わないから飼いやすくね?とか思っていたんだけどそれはもっと最低な考え方だ、もういい、俺はペンギンの置物で我慢するf:id:JGsan:20210312033316j:image

 

◼︎なんか言いたい事があるなら直接言ってこいよ、って思ってる人間なので裏でこそこそ言われると烈火の如く怒る人間だったんだけど、そもそも人間が人間の思い通りに動くわけは無いので俺の徒労はまったくの無駄だと気付いた、誤解は誤解されたまま、何かに言い訳をする余地など与えられないし一度失った信頼を取り戻すのはものすごい困難、本当に信頼を取り戻したいかを考えたらいい、幸い大人になれば自分の場所を選べる、居心地が悪いとこに無理にいるから病むんだよ

迷ったら、ハズむほう。ブルボンフェットチーネグミ

 

◼︎夜中、どうしても腹減って寝れない、って時があったらどうする?って友達に聞いたら

そういう事はありません、って言われて会話が終了したので俺が会話調に答えるね

一番楽なのはお菓子とかがある場合、サッと食ってサッと寝れる

カップ麺とかもわかるんだけどやっぱカロリーとか、気になっちゃうし

でもちょっと乾きもんだと寂しいよね、って時あるよね、すげーわかる

カップ麺ほどはいかず、お菓子ほどは軽くない

色々考えて最近良かったのは海苔ね、海苔だけで食ったら結構寂しいってゆうかお菓子より寂しい感じになっちゃうんだけど、とりあえず海苔ってやっぱ巻くもんじゃん?認識的に

だからとりあえず何でも巻いてみようと思って冷蔵庫開けてみたのよ、そしたらまずキャベツが目に入ったんよ、とりあえずこれだ、と思って一口サイズにちぎって海苔の上に乗っけてマヨネーズと食べるラー油かけてみたらかなーり美味い、これは正解だわと思って

で、欲が出ちゃってもうちょい食いたいなと思って、また海苔にキャベツのっけてちょっと考えてオイルサーディンの缶詰め開けて1〜2匹のせてそこにごま油と塩と一味かけてみたのよ

そしたらもうバカウマじゃんこれ、ってなって気付いたらお茶割りの缶開けてた、もうこうなるとダメだ、味噌だの醤油だの出してどれが一番このキャベツ海苔に合うかみたいになって気付いたら20〜30分食って飲んでしてたね、いや〜だからオススメしない!

コーンフレークとかでいいんじゃねえかなと思うよ

ナイトホークス

今年、間違いなく最低最悪の年であった

もちろん人によっては結婚したり、お子が誕生したり、宝クジが当たったりなんて人もいたのかもしれないしそれは本当におめでとうと思うのだがしかしコロナで完全に世界は変わってしまったのかもしれない

まだ周りに感染した人間がいないからそれがどういう事なのかがわかってない、実感できないというだけで確実に何かが示し合わしたように変わってしまった気はする、と同時に気のせいな気もする

ブログを随分休んでいた、僕はわかりやすく何かひとつ元気が無くなると他の事も元気が無くなってしまうタイプの人間なので、コロナで激減したライブ、バンド練習、仕事、飲みの誘い、それにつられるようにして心のおちんちんもまた萎んでしまい、とてもブログなんて書く気力も起こらなかった、ただパソコンの前に座りYouTubeを流しながらお茶を飲もうかコーヒーを飲もうかをひたすら考える日々だった

 

時間が沢山あれば何でもできる、コロナの初期はそんな事も思い付き、変な映像を作ってツイッターに流したりラップしたり弾き語りを積極的にやったりもした、ブログも結構書いていた

面白がってくれる人もそれなりにいたし、やはりてめーが動けば何かが起きる、そう思った、そう思って一瞬安心してしまったのかもしれない、気を抜いた途端に俺はダークサイドに飲み込まれ、虚無の中にまた迷い込んでしまったのかもしれない

結局自分は人と音楽を作ったり、たまにそれを演奏したりして、なんもない時は飯食ったり飲みに行ったり、そういう日々が暮らしの真ん中に常にあったんだな、と実感した

別に沢山の人に認められている事をしてるわけでも無いし、もしかしたら誰にも期待などされていないのかもしれないけど、やはりそういういつもの生活が自分には必要だったのかもしれない、そうやって生きてきたんだな、俺は

と思った

ではこういった自分の今の当たり前、それが無かった時、自分は何をしていたんだろう

ほとんど思い出せないけど、一つ思い出したのはとにかく自分は歩きまくっていた

何が楽しかったのか目的が何だったのかもわからない、散歩と言うほど優雅でも無い、季節を問わず、寒くても暑くても、朝でも深夜でも時間がある限り街をうろつきまくっていた、別に景色を楽しむ為でも無いし、人間を観察する為でも無い、むしろ自分は人間観察ができないタイプの人間なので人がいない裏道なんかを好んで選んで歩きまくっていた

楽しかった記憶も無い、足が痛くなってきたから帰ろう、くらいにしか思ってなかったと思う

じゃあ何をしていたんだろう

漠然と空気を感じていたような気はする、この街の深夜はこんな感じ、朝まで歩くとこんな感じ、こっちの道にいくとこんな感じ、

何を言っているかあまりわからないと思うけど、好きな道とか、経路って無いだろうか?

あと電車とかの好きな乗り換え、嫌いな乗り換え、とか

こっちの道を行けばちょっと近い事を知っているのに自然とそっちじゃ無い方を選んでしまっていたり、時間があるから40〜50円違うけどこっちの路線で帰りたいみたいな

もしかしたら自分だけなのかもしれないけど僕はそのなんの役にも立たない嗅覚をひたすら研ぎ澄まして歩いていた気がする

歩けど歩けど望んだ景色が出てくるわけでは無い、ひたすらに続く住宅街をこっちの道の感じが良さそうだ、と判断し、角を曲がり、また曲がり、繰り返しながらどこだかもわからない場所で、あぁそろそろ帰ろう、疲れた、

そうやって過ごしていた様な気がする

街には何かある、でも無くてもいい

それを繰り返してここまで歩いて来たのかもしれない

その時の嗅覚が幸いしたのか、非常にいい感じの居酒屋を見つける能力だけは身についた、それだけでも歩き回った意味はあったかもしれない

 

もう今までの暮らしが戻らないんだとしても、また疲れるまで歩いて、また休んで、また玄関から出て行く

そこに喜びがあるかもしれないし、無くてもいいや、また疲れたら戻ってきて休むからね

何でもいいわけでは無いから俺はまだうろつきまわるよ

 

めちゃめちゃ昔、深夜4時くらい、外の気温は極寒、ビキビキの張り詰めた空気

前方から人影アリ、新聞配達では無さそう、進行方向には曲がり方が2つ、曲がると更に小道に折れ込む、もしやつが変態とかヤバい奴だとして後をつけられたりしたらマズイ、ここはチキンレースだがすれ違う方向で行こう

少しこちらを見た気がしたがついてくる気配は無さそうだ

ふん、夜中に無闇に出歩くんじゃねえよ、気持ち悪いなぁ、、まぁこれは見事なブーメランか

 

あ、今週のジャンプ落ちとる、ありがたく頂戴しよう

 

あれ?ここの弁当屋潰れたのか、残念、、あんまり来たことは無かったけど弁当屋が近所にある、って事が重要なのに、、

なんか弁当屋の事考えたら腹減ってきたなぁ、

 

もうちょい行くと牛丼屋の横を通り過ぎるよな

 

しかし通過してコンビニまで耐えるって戦法もいいなぁ、カレーパン食いたいんだよなぁ

 

さすがに冷えてきたな、マフラー置いて出たのは完全に失敗だわ、、

 

とりあえず缶コーヒー買っちゃおう

 

あ〜、牛丼屋の灯り、いいねえ、この真っ暗な夜の街で唯一のオアシス感あるよねぇ

いや〜、入っちまうか

そうしよう、そしてカレーパンも買って帰っちまおう

 

いや〜しかし眠い、明るくなる前に帰って布団入るのやりたい

急ごう

もうすぐ我が家

もうすぐ我が家

あ、牛乳買うの忘れた〜

 

卵の気持ち

今年もひっそりと夏の終わり、まあまあ前の話だけど誕生日を終えた、昔から誕生日を祝ってもらいたいという気持ちがあまり無い

よくバンドなんかをやっていると他のグループの方なんかが〇〇バンドの〇〇生誕祭!

とかをやってるのをよく見たりする、実に正しい姿だと思う。

そもそも音楽なんてやる人間は根っからの目立ちたがり屋で自己顕示欲のバケモノみたいな連中なので目立つ口実さえあれば何でもいいのだ、の精神

実に理にかなった目立ち方であり、見ていて気持ちがいい

またぜんぜん音楽をやってる人でも無くても誕生日を祝ってあげたりすると非常に喜ばれる、何がめでたいのかはわからないけど人が喜んでいる姿って可愛らしい、非常にチャーミングである

あとぜんぜん関係無いけど戦争映画なんかで

「今日は娘の誕生日なんだ、、」

って言ってペンダントみたいなののちっさ〜い写真を切なげに見るシーン、一度やってみたい

そうやって人の心を動かす誕生日だがなんでそこまで俺に響かないのか

別に死ぬほどひねくれてるとかでも無いし、聞かれたらいつだよ、と笑顔で答えるし

祝ってくれたら素直に喜ぶ、

喜びながら「もーほら、そんなにめでたい歳でも無いから!」といつもより大きい声を出して照れてしまう可能性もある

たけど主張する意味は無いな、と思う気持ちは変わらない、本当に興味があるならば聞いてきてもらえるだろうし、聞いてこないのならば自分のそういう部分に興味がある人は少ないのだ、そしてそれは悲観する事じゃ無い、むしろ自分の誕生日なのに自分にさして興味無い人達にこの日が誕生日だから祝ってほしいなんて乞食みてえな事をして祝ってもらって惨めな気持ちにならないだろうか、、誕生日なのに、、

という気持ちがあるんだと思う

みんな誕生日なんて聞かないが年齢ばかりを聞いてくる、驚くほどみんなそれを聞く、自分が今どの年齢でどの位置にいてこの人はこの年齢でこんな位置にいるのか、結局みんなの興味は自分の立ち位置、そこであり

この人の生誕を心から祝ってあげようなんて人は少ないものなのだ

そして少なくていいとも思うし

誰も知らないならぜんぜんそれでいい

自分で美味しいもんでも食べて、今年はいい年にしようね、で良いのだ

でも本当に寂しかったら何でも言える友達とか、友達がいない人は何言っても許してくれそう、受け入れてくれそうな感じの人、例えば俺とか、そういう人に誕生日なんだよね〜、って言えばいいと思う

沢山のほんとに祝ってるのかもわからんやつらにワイワイ言われてめちゃめちゃに酒を飲んだ挙句になんとなく楽しかった気がする、って終わらなきゃいけない決まりなんて無いんだよ

 

そんな事を思いながら

フライパンを温め、卵を二つ落とした

まさかコイツらも生まれ落ちるその前に灼熱の鉄板の上で焼かれるとは思ってはいなかったろうし、横のベーコンは更に悲惨だ、みなまで言うまい

人が生き物を襲って食っていい道理など無いのだから

 

いや〜しかしベーコンエッグって言うのはなんでこんなに美味いのかね

 

あ、しまったー、ブラックペッパー買い忘れた〜

僕の太陽

わたしは非常に楽観主義だがそのせいで世を舐めくさっているので非常にひどい目にあったりする、また脳の一部の神経が切れているのかを疑うぐらいのんびりした性格で一切焦らないという特徴があるが決してそれがおおらかだったりするわけでは無く単に感情表現を脳が伝達するのがものすごく遅い、だけで、むしろ心は狭く、すぐ、あぁムカつくなぁ、嫌だなぁ、キレたろかなぁ、と常に思っている

そんな生きづらい性格で生まれ落ちてしまったのでこの歳までくると性格がねじ曲がってしまう事すらめんどくさくなってしまい、ひねくれた考え方すらも捨て

ひたすらに!そびえ立つ!クソの山!

一直線に!まっすぐ伸びる!虚無の道!

何もかもが終わった、先には何も無い、美味しいものを食べてYouTubeが見れる環境が無くなったら死のう、などと思い出してしまう

また自分では気付かなかったが人が撮った写真に写っている自分からは表情の喜怒哀楽が一切消え去っており常に虚ろな麻薬患者の如き空虚な目つきでカメラを見ている私がいた

また人から話を聞くと、怖い人、変な人、暗そう、めちゃめちゃに話しかけ辛い、など

いい印象がほとんど無い、悲しい

そういえば自分は音楽をやっているけど対バンに全然話しかけられないな、なんでだろう、まぁメンバーが暗いんだろう、しっかりしてほしい、こちとらとばっちりだよ、と思っていたが、

俺もだったわ、マジすまんかった

しかし私も人間、このままの現状ではどうにもならない、いつか限界が来る、駅で大声を出して周りに迷惑をかけてしまう人になってしまう可能性がある、どげんかせんといかん!頑張ろう!宮崎

と思い、とりあえず大らかな心を持ちたいと思った

おおらか、一言で言うとどんなものだろうか、わからなかった

先日コーヒーメーカーのコーヒーを入れる瓶をぶち割ってしまった、普段なら頭を掻きむしりながら地面をバンバンと足踏みし、大声でがぁぁああああ!!と叫んだ後に寝室に移動し、フゥッ!フゥッ!と言いながら布団を股間に挟んで引きちぎろうとする

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しかしここでグッとぶつけようの無い怒りを抑えたい、仏の顔で、人なんだからミスだってするんです、そんなおてんばな自分を愛してあげましょうよ、一人でブツブツ言いながら破片を一つずつ紙袋に広い集め、丁寧に掃き掃除をしてその場を収めた

一ヶ月後、ガラスの捨て方がわからずまだその紙袋は放置されている、見るたびに悲しい

おおらかな心が挫けそうである

 

てゆうかそもそもおおらかと我慢は違うんじゃ無いか、ちょっと調べてみた

心に余裕があり些細なことではクヨクヨしないことを意味します。 何事にも動じず、せこせことした態度は取らずに堂々としています。

だそうだ

自分に無い要素が羅列してあったので見て見ぬ振りをしてそっと検索を閉じた

 

夏も終わる

俺は散歩に出た

特に用事は無かった

2駅ほど歩き腹が減り飲食店を探したが一向にその日の気分に合うものが無かった、陽射しも強まってきた、空腹を感じながら同じルートをぐるぐる回っていたら独り言を言いながら街行く人に何か文句を言っているおじさんがいた、あぁ怖い、目を逸らし通り過ぎた、一向に飯屋は見つからない、もう一周して何も無かったらもう適当に入っちまおう、腹が膨れれば何でもええわ

結局独り言おじさんを見かけたあたりまで戻ってきてしまって、もぉ〜知らん、あぁなんかあそこにある丼屋でええわ、大盛り大盛り、こんな日は下品な丼を食い散らかして寝るんが一番や!おおきに!どないなってんねん!ほんまさかい!

食券を光の速さで買い、我、この世の全て、喰いつくさんとす

特に座席を吟味する事も無くカウンターに座り無造作に食券を置く

ふと隣を見ると

先程道端で独り言を言っていたおじさんが座っていて、卓上の調味料に独り言を言っていた

 

俺は思わず目を閉じ

 

くぅぅうっ〜〜!!

 

と小さく呟いた

できるだけおじさんと目を合わせないようにして食事を終え

外に出たらさっきの日差しは無くなっていた

今にも降り出しそうな空

そこで俺はもう一度目を閉じ

 

くぅぅぅうう〜っ!!!

 

先ほどよりちょっと大きい声で呟いた

おじさんはまだ食ってた

どんよりとした空、まるで大きな壁が迫ってきてる様にも思えた

普通の日記

●寝る前、部屋に何かすごい小さい白い玉のようなものが何個も落ちてる、なんだ、虫の卵とかそういう類かな、嫌だぁ〜、ほんとに嫌だぁ〜、と思ってよく見てみるとあまりにも白い、天然の昆虫の卵ってよく知らないけどこんなに白くないよな、、なんだろ、、恐る恐る手にとって見るとどうも発泡スチロールの様な素材でできている気がする、なんだぁ発泡スチロールかよ、あーばかくさ、寝よ寝よ、というわけにはいかなかった、いくら無害の発泡スチロールとは言え部屋に落ちていたらそれはゴミである、それも何個も落ちている、大調査だ、と思ったがどこから発生しているのかはすぐにわかった、それは漫画ぼのぼののキャラクターの顔面のクッションであった

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よく見るとぼのぼの君の頭頂部から部屋に散乱する白い玉が出ている

焦らせやがって、私はぼのぼの君をおもむろに掴みゴミ袋にダンクシュート、、できなかった

それがただの何でもないクッションだったら良かったが、クッションに愛らしいぼのぼの君の顔が刺繍してあり、そのせいで半透明のゴミ袋からぼのぼの君は私に無言の訴えをしてくるのだ、しかもこのぼのぼのクッションは顔面のみを再現したクッションなので事実上ぼのぼの君の生首がこちらに無言の訴えをしている事になる、こんな生活耐えられない

俺は一旦ぼのぼの君をゴミ袋から出しクッションに座らせた、うーむどうしたものか

そうこうしてる間にもぼのぼの君の頭からは例の白いプチプチが吹き出ている、気が狂いそうだ!

そうだ、頭頂部の穴を塞いでしまえばいいでは無いか、このプチプチさえ出て来なければぼのぼの君はまたクッションとしての役割を取り戻せる。そう考えた俺は裁縫道具を探し回った

無かった。

だいたい飲みに行きたい!と思った時に限って人が捕まらないのと同じで針と糸が欲しい時に限ってそういうものは見つからない様にできている

しょうがないのでしばらくぼのぼの君にはそこにいてもらうことにしよう、という事で部屋に放置している

時々目があうたびに大きなため息が出る、帰ってほしい

 

●部屋が馬鹿みたいに汚い瞬間ってある、色々タイミングがあって片付ける時間を設けれない事が連続し、洗濯物が積み上がり、酒の缶が散乱し、埃が積もり、ガラクタがそこかしこにぶちまかってしまっている状態

そしてそんな時に限って急に沢山来客があったりする

先日酔っ払い複数人が酔っ払ったテンションのままウチに来てしまった、私も同じように酔っ払っていたのでノリでいいよいいよ、という感じで上げてしまったが部屋は丁度爆撃を受けた後のようになっていて非常に恥をかいた、酔いも覚めた、皆が帰った後無言で掃除をした、部屋は常に綺麗にしよう、、

 

●キッチンにコバエが発生した、自炊おじさんの弊害である、私は生き物には寛容なタイプではあるが、ハエ貴様は別だ、覚悟しろ、一族根絶やしにしてやる、と思ったんだけど気候が少し寒くなったせいかすぐいなくなっていた、夏の終わりを感じて少しだけ寂しくなった

 

●用事があり3〜4駅先の駅に行き、帰り道、まだ明るかったのでちょっと歩いてみよう、と思った

東京にせよ神奈川にせよ、果てしなく続く住宅街の風景はどこも同じだ

はるか昔埼玉の和光に住んでいた女子と付き合っていた時、呼び出され完膚なきまでボコボコにフラれた事があった、若かったせいなのかその悲しみ、怒りをどこに落とし込んだらいいのかわからず和光から川崎まで歩いて帰ろう、というめちゃくちゃアホな散歩に踏み切った事がある

道もロクにわからず無限に続く住宅街をゾンビの如くに歩きまくった、その行為そのものは紛う事なきアホでしか無いんだけど闇雲なパワーがあるね、と思った、今俺にあのパワーがあるのか、、なんだか切なくなった俺

とりあえずパワーをつける為にすた丼に入り爆速で丼を平らげたらめちゃくちゃに眠くなってしまい、溜め込んだパワーをどこにも消費できず自室で永眠

 

●かなり髪が伸びてきた、一度はロン毛にしてみたい、とも思うが見た目の胡散臭さとデコの広さからいつも断念し自らの手で落ち武者ヘアーに逆戻りする、アルミホイルをハサミで切ると切れ味がアップする

普通の日記

⚫️ 断捨離不能人間として生きてきて、もう諦めかけていましたがなんの拍子かにTシャツをパッと捨ててから毎週1枚ずつくらいのペースで服を捨てているので1〜2年後には全裸になっているかもしれません

 

⚫️ どうしてもやってみたくてカレーにカレーパンを具としてのっけてみました、うん、いや〜なるほど、うん、参りましたな〜

と言いながら食べました、味はカレーでした

 

⚫️ 人間って一人で生きているとどうにも行動が萎縮するなぁ、って思います。僕なんかは保守的な人間の典型なので一人でいると決まった店かラーメン屋くらいしか入れないし、ずっと整体に行ってみたいと思っているけど勇気が出ず何年も行けて無いしカッコよく一人飲みしたいな、と居酒屋に入っても隣がカップルだとすぐに店を出てしまいます。

じゃ、まぁ店とかはまた今度にするとして、なんか挑戦的な行動、普段しないような発想の事をしてみよう、って思ったんですがとにかく脳が硬く柔軟性も無いので節操なくジョギングをして3日で何故こんな疲れる事をみんなやるんだろうと思って辞めたり、お香を焚いてみよう、といって民族ショップで買ってきて、それを買ってきた疲れで寝てしまってお香を買ったことを忘れ、数日後にカバンから出てきたのを部屋に投げ捨ててそのままとか、冷麺を作ってみよう!って説明読んでみたら意外と具がたくさんいるとわかり今度にしよう、つって冷蔵庫にそのままだったりします、もっと自由で柔軟な脳みそを手に入れたい、そう思っているうちにたぶん寿命がくると思います

 

⚫️ 顔に肉が付くタイプのデブなので本当に太りたく無い、もともとの目つきが悪いので太ると頬の肉が迫り上がり目が更に細くなってより人相が悪くなっていくんです

自分よりもぜんぜん後輩のやつらが、いや〜食欲落ちちゃって〜とか、もう食えないっす、とか言うと僕はボロクソに言うんですが、彼らが正しかったんだと反省しています、という事で胃を小さく、カロリーを少なくする為にマロニーちゃんを買ってラーメンみたいにして食ってみようと試みたんですが、慣れないもんであんなに増えると思ってなくてめちゃくちゃな量茹でてしまい丼が3個並々でやっと収まるくらいまでなってしまったので2個は食いました、美味しかったですよ、ダイエットってなんなの

 

⚫️ここで一句

ちゃんとしない ちゃらんぽらんに チャラい人

 

⚫️ 久々にライブでしたソーシャルなアレにしては人もいっぱいいてやっぱりみんなデカい音を欲してたんだなぁ、と思います。コロナのせいかはわかんないけど今年夏つまんないじゃないですか、暑いのはやだけどまだ涼しくなんないで欲しいなあと思ってます